テレビ寺子屋
ドキュメンタリー/教養
テレビ寺子屋【「さ・か・さ」の学校/加藤登紀子】
大変なとき、辛いときこそ、考え方をひっくり返してみる!?加藤登紀子さんが60年の歌手生活をポジティブに乗り越えてきた秘訣とは。
8月22日 土曜 4:52 -5:22 フジテレビ
私は2025年に歌手活動60周年を迎えました。決して生易しくはない60年でしたが、前向きに乗り越えてきた秘訣があります。それは、大変なときこそ常識や教えを「さ・か・さ」にひっくり返して考えてみること。そのヒントは砂時計でした。砂時計はさかさにしないと新しい時間が始まりません。自分の中で行き止まりにいると感じたら、砂時計が全部落ちたんだと思って、さかさにしてみる。そんな逆転の発想についてお話します。
「人の話は黙って聞け」と言いますが、私は黙って聞かないでほしい。人の話を真剣に聞いていれば、心の中で声が上がります。人生は人とのキャッチボール。相手をちゃんと見て自分が伝えたいことを届ける「対話」が大事だと思います。そして、本当に大変なときは「笑っちゃうわね」と言って笑うの。やっぱり人生は楽しい方がいい。大変な時ほど笑って、楽しく楽に生きたらいいんです。そうすると状況を客観的に見ることができます。
時代が変わると、その流れとともに物事の価値が逆転することがあります。「これは自分の果たすべきことだ」と思ってきたことが無意味に思えたり、「なんでこんなことに頑張ってきたのか」と思ってしまったり、それはすごく辛いことです。だけど、辛いときこそ「さ・か・さ」のマインド。苦しみや心配はない方がいい、というわけではありません。ちゃんと苦しんで激しくめげるから、人は発奮できるんです。
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