華の嵐

ドラマ

懐ドラ「華の嵐」 第9話

昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也(渡辺裕之)と、男爵令嬢として生まれ美しく気高い柳子(高木美保)が出会い、反発しながらも激しく惹かれ合っていく愛の戦い。

9月8日 火曜 15:30 -16:00 tvk1

ある日、鳥彦が親かわりの叔母三田村夫人とともに朝倉家に訪ねててきた。鳥彦に好意は持っているもの、まだ結婚の意志のない柳子は、わざと夫人に失礼なことを言って貴久子をあわてさせた。貴久子は十中八九この縁談は断られるだろうとがっかりした。ところが、以外にも夫人は柳子のことをとても気に入った様子。柳子はあてがはずれて困惑した。
その頃、天堂は村の農地を手に入れるため、かなり強引な手段を使っていた。逆上した村長の息子太一は朝倉家に押しかけたあげく葡萄園の小屋で柳子に襲いかかった。そこへ、天堂が現われた。愕然となる柳子。
大正9年。母親を亡くした一人の少年がいた。彼の名は天堂一也(渡辺裕之)。 母親の葬式で、近所の老人たちから、母親は朝倉男爵(高松英郎)にもてあそばれ、捨てられたと聞かされた一也は、朝倉景清と朝倉家に対して、激しい復讐心を抱く。 一方、男爵・朝倉景清は、妻の貴久子(稲垣美穂子)と生まれたばかりの娘・柳子(高木美保)を連れてフランスから帰国したばかりであった。
そして20年の時が過ぎた。昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也と、美しく、気高く成長した柳子が出会い、お互いに反発しながらも激しく惹かれ合っていく…。
太平洋戦争の前後、美しく誇り高く、まるで「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラのように生きた女の物語。男爵令嬢として生まれ、美しく誇り高く気品を持ち機知に富んだ朝倉柳子。彼女は父の死、終戦、華族制度の崩壊といった激動の昭和史の只中を生き抜き、初めて真のプライドを発見し人間としての誇りに気づく。そして平民の男としてかつて蔑んでいた天堂一也の「大いなる愛」を身分差を超えてしっかりと受け止めていく。