テレビ寺子屋
ドキュメンタリー/教養
テレビ寺子屋
子どもたちが輝く命を生きるために大切なことは何でしょうか?いのちをバトンタッチする会代表・鈴木中人さんが語る、子どもの命が教えてくれたこととは。
10月31日 土曜 4:52 -5:22 フジテレビ
「テレビ寺子屋」
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私は愛知県に生まれ、妻・淳子との間に長女の景子と弟の康平を授かり、普通の家族として暮らしていました。ところが、景子が3歳の時に小児がんを発症、3年間の闘病の末、6歳で天国へ旅立ちました。私はそれ以来20年以上、景子が教えてくれたことを「いのちの授業」として伝え続けています。景子は絵本を作るのが大好きで、あるとき家族でピクニックに行く絵本を作りました。私は「どうしてピクニックなの?」と聞きます。
すると景子は「私の宝ものだから」と答えました。私が小学校で「いのちの授業」をした時のことです。ある男の子に感想を聞こうとすると、泣き出してしまいました。先生が声をかけても、涙がとまりません。後日、小学校から感想文が届きました。その中のひとつに先生のメモが添えられています。「この子は授業で泣いてしまった子です。六年生ですが、ほとんど漢字を書けません。この子の気持ちを知って胸が熱くなりました」。
ひらがなばかりの感想文にはこう書かれていました。「おやこうこうしようとおもっても、ぼくは、なんのとりえもありません。なにかないかと、かんがえてみたら、とうさんかあさんよりも、はやくしなないようにします。だから、ぼくはがんばっていきていこうとおもいます」。この子は心の中に大切な宝物を見つけてくれました。何を大切に思うかで生き方は決まります。その大切なことは命を見つめることで実感できると私は思います。
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