華の嵐

ドラマ

懐ドラ「華の嵐」 第43話

昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也(渡辺裕之)と、男爵令嬢として生まれ美しく気高い柳子(高木美保)が出会い、反発しながらも激しく惹かれ合っていく愛の戦い。

10月26日 月曜 15:30 -16:00 tvk1

進駐軍のアパート建設工事に関して、飛田組と朝倉産業は敵対し、しのぎを削り合っていた。そんなとき、柳子が天堂を訪ねてきた。アパートの見積書を譲ってほしいと強引な態度。天堂は失望と怒りに燃えて、柳子を追い返した。
朝倉産業のため、どうしてもアパート工事の権利を手にいれたい柳子は、片岡に近づいた。片岡は今や銀行筋の陰の実力者といわれている。力になってもらえるのなら、自分の体を提供してもいいと柳子は臆面もなく媚を売るのだった。その柳子の作戦が功を奏し、工事は入札もしないで朝倉産業に決まった。
大正9年。母親を亡くした一人の少年がいた。彼の名は天堂一也(渡辺裕之)。 母親の葬式で、近所の老人たちから、母親は朝倉男爵(高松英郎)にもてあそばれ、捨てられたと聞かされた一也は、朝倉景清と朝倉家に対して、激しい復讐心を抱く。 一方、男爵・朝倉景清は、妻の貴久子(稲垣美穂子)と生まれたばかりの娘・柳子(高木美保)を連れてフランスから帰国したばかりであった。
そして20年の時が過ぎた。昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也と、美しく、気高く成長した柳子が出会い、お互いに反発しながらも激しく惹かれ合っていく…。
太平洋戦争の前後、美しく誇り高く、まるで「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラのように生きた女の物語。男爵令嬢として生まれ、美しく誇り高く気品を持ち機知に富んだ朝倉柳子。彼女は父の死、終戦、華族制度の崩壊といった激動の昭和史の只中を生き抜き、初めて真のプライドを発見し人間としての誇りに気づく。そして平民の男としてかつて蔑んでいた天堂一也の「大いなる愛」を身分差を超えてしっかりと受け止めていく。