華の嵐

ドラマ

懐ドラ「華の嵐」 第39話

昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也(渡辺裕之)と、男爵令嬢として生まれ美しく気高い柳子(高木美保)が出会い、反発しながらも激しく惹かれ合っていく愛の戦い。

10月20日 火曜 15:30 -16:00 tvk1

昭和23年、柳子が圭吾と結婚してから3年の歳月が流れようとしていた。圭吾は元華族の所有する美術品の仲介業を手がかりに、金融業、小豆相場、運輸業・・・と次つぎと金の儲かりそうな仕事に手を伸ばしていった。金銭至上主義の夫婦を、世間の人は“蝮男爵と夜叉夫人”と噂し合ったが二人は意に介さなかった。
琴子はそんな姉の豹変ぶりを冷やかな目でながめたいた。特に、恋人のアメリカ人の少尉との仲を裂かれてからは、柳子に挑戦的な態度をとる。クリスマスの夜、朝倉家では事業の発展を祝って盛大なパーティーが開かれた。そこに一人の男が現われた。
大正9年。母親を亡くした一人の少年がいた。彼の名は天堂一也(渡辺裕之)。 母親の葬式で、近所の老人たちから、母親は朝倉男爵(高松英郎)にもてあそばれ、捨てられたと聞かされた一也は、朝倉景清と朝倉家に対して、激しい復讐心を抱く。 一方、男爵・朝倉景清は、妻の貴久子(稲垣美穂子)と生まれたばかりの娘・柳子(高木美保)を連れてフランスから帰国したばかりであった。
そして20年の時が過ぎた。昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也と、美しく、気高く成長した柳子が出会い、お互いに反発しながらも激しく惹かれ合っていく…。
太平洋戦争の前後、美しく誇り高く、まるで「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラのように生きた女の物語。男爵令嬢として生まれ、美しく誇り高く気品を持ち機知に富んだ朝倉柳子。彼女は父の死、終戦、華族制度の崩壊といった激動の昭和史の只中を生き抜き、初めて真のプライドを発見し人間としての誇りに気づく。そして平民の男としてかつて蔑んでいた天堂一也の「大いなる愛」を身分差を超えてしっかりと受け止めていく。