懐ドラ「華の嵐」 第32話
昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也(渡辺裕之)と、男爵令嬢として生まれ美しく気高い柳子(高木美保)が出会い、反発しながらも激しく惹かれ合っていく愛の戦い。
10月9日 金曜 15:30 -16:00 tvk1
天堂が無事だったという知らせは柳子をたまらなく幸せにさせた。そんな柳子にタカは家の鍵を預け、正一を連れて実家のある福井県へ疎開して行った。柳子の満二十三歳の誕生日。圭吾から見事なカトレアの花をプレゼントされるが、柳子にとってはかえって迷惑。その夜、柳子は圭吾からプロポーズされた。圭吾を兄のように思ってきた柳子は、きっぱりと断った。
数日後、勤めを終えた柳子はタカの家に行った。天堂の部屋で天堂の想い出にひたっていると、誰かがやってきた。天堂だった。激しく抱き合う二人。そこへ、圭吾が入ってきた。
大正9年。母親を亡くした一人の少年がいた。彼の名は天堂一也(渡辺裕之)。
母親の葬式で、近所の老人たちから、母親は朝倉男爵(高松英郎)にもてあそばれ、捨てられたと聞かされた一也は、朝倉景清と朝倉家に対して、激しい復讐心を抱く。
一方、男爵・朝倉景清は、妻の貴久子(稲垣美穂子)と生まれたばかりの娘・柳子(高木美保)を連れてフランスから帰国したばかりであった。
そして20年の時が過ぎた。昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也と、美しく、気高く成長した柳子が出会い、お互いに反発しながらも激しく惹かれ合っていく…。
太平洋戦争の前後、美しく誇り高く、まるで「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラのように生きた女の物語。男爵令嬢として生まれ、美しく誇り高く気品を持ち機知に富んだ朝倉柳子。彼女は父の死、終戦、華族制度の崩壊といった激動の昭和史の只中を生き抜き、初めて真のプライドを発見し人間としての誇りに気づく。そして平民の男としてかつて蔑んでいた天堂一也の「大いなる愛」を身分差を超えてしっかりと受け止めていく。
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