懐ドラ「華の嵐」 第25話
昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也(渡辺裕之)と、男爵令嬢として生まれ美しく気高い柳子(高木美保)が出会い、反発しながらも激しく惹かれ合っていく愛の戦い。
9月30日 水曜 15:30 -16:00 tvk1
母の手紙を読んだ天堂は呆然とした。平沼にかわって詫びる柳子。天堂は、景清に対してとり返しのつかないことをしてしまったと後悔の涙にくれるのだった。その夜おそく、柳子は帰宅した。天堂に会ってきたことを責める津川に、柳子は天堂は密告者でないことを主張した。琴子(早瀬優香子)も柳子の肩をもったので貴久子は逆上。二度と天堂の名を口にしないよう娘たちに命令した。
翌日、景清が釈放されて帰ってきた。家族一同喜んだのも束の間、景清は肺炎を併発して危篤状態だった。景清は天堂に会いたがった。未明、天堂が駆けつけ、お互いに詫びた後、景清は静かに息をひきとった。
大正9年。母親を亡くした一人の少年がいた。彼の名は天堂一也(渡辺裕之)。
母親の葬式で、近所の老人たちから、母親は朝倉男爵(高松英郎)にもてあそばれ、捨てられたと聞かされた一也は、朝倉景清と朝倉家に対して、激しい復讐心を抱く。
一方、男爵・朝倉景清は、妻の貴久子(稲垣美穂子)と生まれたばかりの娘・柳子(高木美保)を連れてフランスから帰国したばかりであった。
そして20年の時が過ぎた。昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也と、美しく、気高く成長した柳子が出会い、お互いに反発しながらも激しく惹かれ合っていく…。
太平洋戦争の前後、美しく誇り高く、まるで「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラのように生きた女の物語。男爵令嬢として生まれ、美しく誇り高く気品を持ち機知に富んだ朝倉柳子。彼女は父の死、終戦、華族制度の崩壊といった激動の昭和史の只中を生き抜き、初めて真のプライドを発見し人間としての誇りに気づく。そして平民の男としてかつて蔑んでいた天堂一也の「大いなる愛」を身分差を超えてしっかりと受け止めていく。
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