華の嵐

ドラマ

懐ドラ「華の嵐」 第24話

昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也(渡辺裕之)と、男爵令嬢として生まれ美しく気高い柳子(高木美保)が出会い、反発しながらも激しく惹かれ合っていく愛の戦い。

9月29日 火曜 15:30 -16:00 tvk1

家宅捜査のため、憲兵が朝倉家に乱入してきた。悔しさのため泣き崩れる貴久子。津川は“密告者”天堂を心の底から憎んだ。景清が心筋梗塞で倒れ、陸軍病院に移された。一人だけ面会が許可されたので、柳子が行くことになった。平沼が景清に渡してほしいと、そっと一通の古い封書をさしだした。
三十五年前の富士乃の手紙で、朝倉家のため平沼が隠していたのだった。手紙を読んだ景清はこれを天堂に渡し、誤解を解くよう柳子に言付けた。柳子は病院を出ると、その足で天堂を訪ねた。その頃、天堂は憲兵隊に呼び出され、景清と同じくスパイ容疑で暴行を受けていた。
大正9年。母親を亡くした一人の少年がいた。彼の名は天堂一也(渡辺裕之)。 母親の葬式で、近所の老人たちから、母親は朝倉男爵(高松英郎)にもてあそばれ、捨てられたと聞かされた一也は、朝倉景清と朝倉家に対して、激しい復讐心を抱く。 一方、男爵・朝倉景清は、妻の貴久子(稲垣美穂子)と生まれたばかりの娘・柳子(高木美保)を連れてフランスから帰国したばかりであった。
そして20年の時が過ぎた。昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也と、美しく、気高く成長した柳子が出会い、お互いに反発しながらも激しく惹かれ合っていく…。
太平洋戦争の前後、美しく誇り高く、まるで「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラのように生きた女の物語。男爵令嬢として生まれ、美しく誇り高く気品を持ち機知に富んだ朝倉柳子。彼女は父の死、終戦、華族制度の崩壊といった激動の昭和史の只中を生き抜き、初めて真のプライドを発見し人間としての誇りに気づく。そして平民の男としてかつて蔑んでいた天堂一也の「大いなる愛」を身分差を超えてしっかりと受け止めていく。