華の嵐

ドラマ

懐ドラ「華の嵐」 第23話

昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也(渡辺裕之)と、男爵令嬢として生まれ美しく気高い柳子(高木美保)が出会い、反発しながらも激しく惹かれ合っていく愛の戦い。

9月28日 月曜 15:30 -16:00 tvk1

憲兵隊の実力者に会わせてやると、片岡から連絡があった。津川の止めるのもふりきって、柳子は指定された築地の料亭へ出かけていく。ところが、待っていたのは片岡一人で、片岡は柳子を誘惑しようとする。そこへ天堂が現れ、柳子を助けだした。入営する山下のために偶然同じ料亭で送別会を開いていたのだった。
天堂は柳子のことを心配していた胸のうちを素直に打ち明け、景清のことも気遣った。一方、片岡は天堂に対する腹いせから、景清を憲兵隊に密告したのは天堂だと津川に中傷の電話をかける。その夜、朝倉邸に憲兵が乱入。
大正9年。母親を亡くした一人の少年がいた。彼の名は天堂一也(渡辺裕之)。 母親の葬式で、近所の老人たちから、母親は朝倉男爵(高松英郎)にもてあそばれ、捨てられたと聞かされた一也は、朝倉景清と朝倉家に対して、激しい復讐心を抱く。 一方、男爵・朝倉景清は、妻の貴久子(稲垣美穂子)と生まれたばかりの娘・柳子(高木美保)を連れてフランスから帰国したばかりであった。
そして20年の時が過ぎた。昭和15年、朝倉男爵への復讐に燃える一也と、美しく、気高く成長した柳子が出会い、お互いに反発しながらも激しく惹かれ合っていく…。
太平洋戦争の前後、美しく誇り高く、まるで「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラのように生きた女の物語。男爵令嬢として生まれ、美しく誇り高く気品を持ち機知に富んだ朝倉柳子。彼女は父の死、終戦、華族制度の崩壊といった激動の昭和史の只中を生き抜き、初めて真のプライドを発見し人間としての誇りに気づく。そして平民の男としてかつて蔑んでいた天堂一也の「大いなる愛」を身分差を超えてしっかりと受け止めていく。