ドキュメンタリー/教養

ドキュメントJ▼78年目の和解〜サンダカン死の行進・遺族の軌跡〜

太平洋戦争の末期、現在のマレーシア・ボルネオ島で「サンダカン死の行進」と呼ばれる悲劇が起きた。加害と被害を越えて真実と向き合った遺族の葛藤とその軌跡を追う。

6月14日 日曜 10:00 -11:00 BS-TBS

太平洋戦争の末期、1945年に現在のマレーシア・ボルネオ島で「サンダカン死の行進」と呼ばれる悲劇が起きた。 道なきジャングルを横断する日本軍の無謀な移動命令により、英豪軍の捕虜2400人余りが飢えや病気、銃殺により死亡。 生き残ったのは、途中で脱走した6人だけだった。また、日本兵も半数近くが命を落とし、民間人や地元住民も犠牲になった。 オーストラリア人の元捕虜の息子、ディック・ブレイスウェイトさん
は、なぜこのような悲劇が起きたのか、長野県の元兵士の遺族など日本側の関係者も訪ね、詳細な調査を重ねてきた。2016年に亡くなる直前には、その成果を1冊の本にして出版した。「あとがき」で願っていたのは日本側の遺族も参加した共同の慰霊祭の実現と「和解」だった。 2023年、関係者20人余りが戦跡をめぐり、それぞれが背負った歴史に耳を傾けた。加害と被害を越えて真実と向き合った遺族の葛藤とその軌跡を追う。