ドキュメンタリー/教養

日本のチカラ🈑

青森りんご革命 〜搾りかすをレザーにした男〜

6月7日 日曜 3:30 -4:00 TOKYO MX1

日本一のりんご生産量を誇る青森県。毎年約2万トンもの「搾りかす」がジュース製造などの過程で発生しています。家畜の飼料などに活用されるものの、再利用しきれず廃棄されているのが現状。長年、青森のりんご産業における課題とされてきました。 そんな搾りかすに新たな価値を見出したのが、青森県出身の若き経営者・藤巻圭さん(40)。
搾りかすを一部原料とした人工レザー「RINGO-TEX🄬(リンゴテックス)」を開発し、注目を集めています。 開発には3年という歳月と多額な資金を費やしました。青森県内だけでは生地や製品にすることができず、日本各地の工場や企業を飛び回る日々…。家族と過ごす時間も取れないほど。困難を乗り越えて完成したレザーは、環境にやさしい素材として評価され、現在では航空会社や路線バスの内装にも採用されています。
元美容師の藤巻さんにとって、レザーの開発は未知の領域。それでも挑んだ背景には「地元・青森のりんごを未来へつなぎたい」という強い思いが…。人工レザーをきっかけに、農家や福祉施設など地域との関わりを強めていきたい…。誰でもりんごの栽培を体験できる場所作りを進める藤巻さん。地元を盛り上げ、りんご産業を持続していくために、仲間を増やしています。ひとりの挑戦が広げた輪と、その先の「未来」を見つめます。

  • 出演者

    【出演者】 藤巻圭 【ナレーション】 筋野裕子(青森放送アナウンサー)