ドキュメンタリー/教養
鉄道伝説 第187回「阪急電鉄2000系電車 〜戦後生まれの人工頭脳電車〜」
鉄道の歴史・伝説に迫る人気番組、第16シーズン。
今回は、阪急電鉄2000系電車の物語。
5月17日 日曜 10:00 -10:30 BSフジ・181
戦後復興から間もない昭和30年代、高性能電車の開発が急速に進められていた。
昭和35年(1960)に登場した阪急2000系は、経済性、安全性、快適性の観点から設計された電車である。
そしてこの阪急2000系は当時、人工頭脳電車と謳われ、それまでの通勤形電車の概念を大きく塗り替える。
それは、マスコンの位置、指令速度、実速度、主回路電流などの情報を、磁気増幅器へと入力して演算処理できる画期的な車両であった。
当時最先端の「人工頭脳」と呼ばれた技術を導入し、阪急2000系はまさに、私鉄新世代電車のトップランナーとして躍り出る。
そしてその外観は、シンプルイズベストを基本理念としたデザインとなり、その後の阪急電鉄においてのスタンダードとなった。
阪急電鉄2000系電車は、阪急王国と呼ばれる一時代を築き上げた伝統の名車両である。