吉田類の酒場放浪記▽荻窪「酒処 かみや」
イラストレーター・吉田類が東京の下町を中心に“大人がひとりでぶらっと立ち寄れる”酒場を紹介する。
5月8日 金曜 20:15 -20:30 チバテレ1
JR荻窪駅の目の前に店を構えて60年。入り口から並ぶテーブル席の間を抜けると一番奥の厨房前に6席ほどのカウンターがある。今は三代目夫婦を中心に店を切り盛りしているが、二代目夫婦は今も厨房に立っている。浅草・神谷バーとつながりのあった初代が「かみや」の名を貰い店を始めたという。
ご常連のオススメは旬の魚介を使った「ぬた盛合わせ」。6種ほど入る豊富さに吉田さん曰く「夢中になる」。創業から変わらぬ味の「もつ煮込」と神谷バーの代名詞「電気ブラン」を合わせれば、昭和30年代にタイムトリップしたかのよう。料理の味はもちろんのこと、一人でもふらっと気軽に来れる入りやすさと昭和の酒場の雰囲気が駅前で60年続く理由かもしれない。

