<時代劇名作選>座頭市物語 第19話「故郷に虹を見た」🈑
名優・勝新太郎が主演を務める大ヒット時代劇「座頭市」シリーズ!今回は、ゲストに藤田まことが登場!
3月7日 土曜 7:30 -8:30 BSフジ・181
中仙道板鼻宿、料亭「ふくべ」は、いっこく者だが名人気質の主人仁平(浜村純)の包丁さばきも冴え、店を手伝う子供達壮吉(藤田まこと)、清次(河原崎建三)、お志津(真野響子)の三人兄妹の仲もいたって良く、日ごとに繁盛していた。
そんな時、ひとつの事件が起こった。
血気盛んな清次が、酒席で店の悪口を言った商売敵の「千鳥屋」を刺殺したのである。
弟思いの壮吉は清次の罪をかぶると、あとに残った仁平、お志津のことを頼み、包丁一本さらしに巻いて板前修業の旅に出た。
実は、清次、お志津は仁平の後妻の連れ子で、壮吉とは血のつながりはない。
今は亡きその母は、実の子の清次たちを二の次にして、生さぬ仲の壮吉を可愛がってくれた。
兇状旅に出るのは、その霊前へのせめてもの手向けのしるしだった。
それから三年。旅の空でみっちり板場の腕をみがき、懐かしい故郷へ急ぎ旅の壮吉は、座頭市(勝新太郎)と道連れになる。
さて、壮吉が夢にも忘れることのなかった故郷だが、帰ってみると、「ふくべ」は土地の顔役板鼻の岩五郎(織本順吉)に乗っ取られ、何と女郎屋に衣替えしていた。
無理に誘われた岩五郎の賭場でいかさまに引っかかり、清次が莫大な借金をつくってしまったのだという。
おまけに年がいもなく岩五郎はお志津に強い執心。言うことを聞けと日夜しつこくせめ立てる。
卑劣な岩五郎は、今はすっかり心もすさみきっている清次をけしかけ、邪魔な壮吉を亡き者にする魂胆。
当然市には、岩五郎の悪どさを見て見ぬふりなどできそうもない…。


