三匹が斬る!

♯2 花一輪雨も上がるか中仙道 別々な行動をしながら旅をする3人の浪人が、違う経緯ながら毎回ひとつの事件で偶然集まり、最後は協力して悪党を斬り捨てる痛快時代劇。

1月6日 火曜 15:05 -16:00 テレ玉1

大雨で戸田の渡しが川止めになり、宿場は泊まり客であふれかえっていた。そんなところにやってきた八坂平四郎と燕陣内だが、満員で泊めてくれる宿がない。二人は困り果ててしまったが、一足先にきていたお恵の部屋にころがりこんでほっと一息。ところが、そこへ番頭がもう一組相部屋をお願いしたいと清乃、太吉郎と名乗る母子を連れてきたのだ。その夜更け、清乃と太吉郎がそっと由佳を抜け出し外へ出ていった。それに気づいた
平四郎があとをつけていくと、二人は宿場の本陣「上州屋」へ入っていく。「上州屋」には、木暮藩の一行と囚人を護送中の加賀藩の一行が泊まりあわせていたのだが、なんと平四郎がついたとき、中では両藩の斬りあいがはじまっていたのだ。平四郎はその場に飛び込むと、木暮藩士に斬りたてられている清乃と太吉郎を助け外へ連れ出した。そのころ久慈慎之介は、用心棒としてやとわれていた土地の親分とケンカをして、新しい仕事の口を
探しはじめたのだが・・・。