燕雲台🈑🅂
第44話 代償を支払う時
12月22日 月曜 12:30 -13:30 テレ玉1
蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
蕭烏骨里は冀王妃・夷蘭から贈られた酒壺を手に、夫と息子の霊前で再び家族が集うことを誓う。そして自らの誕生祝いと称した宴の準備を着々と進めるが、その様子を韓徳譲の配下の間者が探っていた。その頃、蜀王・耶律道隠は病を装い屋敷に籠もりながら、領地の兵を待機させ、烏骨里の出方を待っていた。迎えた宴の日、太后・蕭燕燕は烏骨里の招待を喜んで受け趙王府へ。
出迎えた烏骨里と手を取り合いながら、にこやかに屋敷へと入っていく。
