フィールドワークと民族誌
趣味/教育
フィールドワークと民族誌 第3回
「同一性の政治を超えて:過剰なる他者とどのようにつき合うか?」
1月22日 水曜 7:30 -8:15 放送大学テレビ
これまでのフィールドワークと民族誌の実践が陥ってしまっていた「本質主義」から脱出し、その実践を再生させるためには、どうすればよいのだろうか。この講義では、本質主義が近代に特有な支配と管理の政治装置である「同一性の政治」に基礎づけられていることを明らかにし、それとは異なる他者とのつき合い方を考案してゆくことが、フィールドワークと民族誌に求められていることを示す。
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キーワード
近代人類学、本質主義、オリエンタリズム、同一性の政治、単一栽培の思考
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出演者
放送大学教授 大村 敬一