特別講義

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特別講義

「『おくのほそ道』の真髄 〜芭蕉自筆本に基づく新研究〜」

1月10日 金曜 19:30 -20:15 放送大学テレビ

250年ぶりに発見された芭蕉自筆の『おくのほそ道』を読み解くと、成立過程と連句の形式をとった全体構成が明らかになる。陸奥から出羽・日本海側を巡る150日450里の旅から4年も経って書き始め、自筆で清書して半年推敲して完成させた。「不易流行」を着想したと思われる出羽三山を実際に歩いてみて、50韻形式を踏まえた5部構成を解明すると、『おくのほそ道』の思想と古典を作り上げようとした芭蕉の思いが浮かび上がる。

  • 出演者

    放送大学特任教授 魚住 孝至