王様のレストラン
ドラマ
王様のレストラン 第10話
三谷幸喜脚本で贈る、傾きかけたフレンチレストランの再建のために呼ばれた伝説のギャルソンと、彼に触発された若者たちが倒れかけたレストランの再建を目指す人間ドラマ。
1月2日 木曜 17:55 -18:55 チバテレ1
「ベル・エキプ」は“一流”までに、今、一歩のところまで来ていた。シェフ・しずか(山口智子)の料理と千石(松本幸四郎)の努力がその要因だが、一方、稲毛(梶原善)は、自分のデザートに自信が持てず悩んでいた。
そんな時、店が雑誌に取り上げられた。しずかの料理が褒められたのに対し、稲毛のデザートには厳しい批評がついていた。禄郎(筒井道隆)は不満げ。顔写真が大きく載り、機嫌のいい梶原(小野武彦)。厨房にはデザートの部分を巧みに隠した記事のコピーが張り出されたが、稲毛は雑誌を探し出し、その記事を読んでしまう。
落ち込んでワイン蔵に閉じこもる稲毛。禄郎も範朝(西村雅彦)と政子(鈴木京香)の関係修復を知り、落ち込んでワイン蔵へ。「一流の店になるためには、稲毛のデザートはふさわしくない」と千石。「辞めさせるぐらいなら、一流の店にならなくてもいい」と禄郎。翌朝、千石が店から姿を消した。「ベル・エキプ」は最大の危機を迎えた。