〜映画監督への登竜門〜 PFFアワード・セレクション

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〜映画監督への登竜門〜 PFFアワード・セレクション

『19歳』《PFFアワード2018》/『あの日から村々する』《PFFアワード2012》/『恋脳』劇場公開告知

1月2日 木曜 13:00 -13:55 TOKYO MX2

1977年から40年以上続く公募による自主映画のコンペティション「PFFアワード」。 この賞をきっかけにプロの監督となった人は160名を超え、映画監督への「登竜門」とも呼ばれています。 PFFアワード・セレクションでは、ユニークでバラエティに富んだ“自主映画の逸品”をセレクトしてお届けします。
『19歳』 〜自分語りと自己分析から浮かびあがる19歳女子の肖像〜 20歳を前に大人になる自信が持てない咲希が、自らの不安な心情をカメラの前で包み隠さず吐露。 フィクションとノンフィクションの狭間を往来するような自分語りと客観的な自己分析で、19歳女子のリアルな肖像を写す。
『あの日から村々する』 〜原子力発電を全廃させた2021年の日本で悪夢の事故が再び!〜 2021年の日本。10年前の事故を契機に原子力発電を全廃したこの国の電力は、その半分が新種のクリーン発電方式「なめこ汁発電」によってまかなわれている。 ある日、安全なはずの首都電力奥多摩なめこ汁発電所が事故を起こす。周辺住民に避難勧告が出されるが、逃げ遅れた人々の体に次々と異変が起こり出す…。
なめこ汁発電、カニ化する身体、幼児化した首相。 そうした、いまの日本のきわめて表面的で軽薄なパロディを装いながら、この映画はあの事故がすでに起こったことではなく、いまなお起こりつつ問題であることを私たちに思い出させる。
なぜ、いまこの場所に居続けるということが、こんなにも困難なことになってしまったのか。 行き場のない憤りが言葉にならない叫びとしてこの映画の隅々まで響きわたるとき、それは日常の中に消えてしまいかけていた私たち自身の叫びと共鳴するだろう。

  • 出演者

    『19歳』 【監督】道本咲希 【出演】道本咲希、黒川 恵、小野聖愛、塚本健之、大嶋夫婦、福 勝貴 『あの日から村々する』 【監督】加藤秀則 【出演】黒田芽衣、斎藤芳廣、林 崇夫、小泉雄詩、山口祐子

  • 制作

    『19歳』2018年、英題:Nineteen/『あの日から村々する』2012年

  • おしらせ

    【番組HP】 https://s.mxtv.jp/movie/pff/