鬼平犯科帳スペシャル雨引の文五郎
ドラマ
🈑鬼平犯科帳スペシャル 雨引の文五郎
日本橋の足袋問屋・大野屋に盗賊が押し入るという情報が火付盗賊改方に入った。
豪華ゲスト共演で贈る大人気シリーズのスペシャル版!
1月2日 木曜 12:00 -14:00 BSフジ・181
火付盗賊改方に、近々日本橋の足袋問屋「大野屋」に盗みに入るという予告状が届いていた。
差出人の名は「雨引文五郎」。
文五郎(國村隼)はひとり働きの盗っ人で、隙間風の異名のとおり、音もなく出入りし、必ず証拠の名札を残していくことで有名だった。
予告通り、大野屋に盗人が入った。
だがそれは文五郎ではなく、急ぎ働き専門の落針の彦蔵一味だった。
火付盗賊改方の活躍で一味は捕らえられたが、彦蔵らは逃げおおせてしまう。
長谷川平蔵(中村吉右衛門)は、文五郎の密告と判断、盗人同士の仲間割れだと考えた。予告状の話は彦蔵の耳にも入った。
激怒する彦蔵は文五郎の居場所を探し出す。手下の政次は以前文五郎と仕事をしていた犬神の権三郎(田中健)の女房、おしげ(賀来千香子)のところへ聞き込みに行った。
「どこにいるかは知らない」というおしげ。
だが、帰り際、権三郎がいきなり政次の前に現われ、「居場所を知りたいのか?」と聞いてきた。
火付盗賊改方も文五郎の居場所を突き止めていた。
文五郎の後を付ける平蔵たち。
だが、その前に彦蔵、政次が現われ、文五郎を襲った。
平蔵たちが割って入ると、文五郎は逃走してしまい、彦蔵だけが捕らえられた。