歌舞伎「村松風二人汐汲」「本朝廿四孝 十種香・狐火」

劇場/公演

歌舞伎傑作選「村松風二人汐汲」「本朝廿四孝 十種香・狐火」

11月16日 土曜 12:14 -14:30 BS松竹東急

歌舞伎傑作選「村松風二人汐汲」「本朝廿四孝 十種香・狐火」

「村松風二人汐汲」 罪を得て須磨へ流された行平は、松風と村雨という名の海女の姉妹と恋に落ちるが、やがて赦され、形見に烏帽子と狩衣を残して都へ戻っていった。恋焦がれた二人は命を落としたと伝えられる。 舞台に現われたのは、在りし日の松風と村雨。幻の二人は、かつてのように汐を汲む様を踊って見せ、行平を偲び、やがて形見の狩衣をつけた姉の松風が厳かに舞い始める(2007年/平成19年9月・歌舞伎座)
「本朝廿四孝 十種香・狐火」 近松半二・三好松洛・竹田因幡らの合作で、1766年竹本座初演の時代浄瑠璃。八重垣姫は、雪姫(祇園祭礼信仰記)、時姫(鎌倉三代記)と共に“三姫”の一つに数えられる大役。玉三郎の八重垣姫、菊之助の武田勝頼、松緑の白須賀六郎、権十郎の原小文治、團蔵の長尾謙信、福助の腰元濡衣、尾上右近の人形遣い(狐火の場)という清新な配役でお届けする(2008年/平成20年10月・歌舞伎座)