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松本清張スペシャル 一年半待て
ドラマ
🈖🈑<BSフジサンデープライム>松本清張スペシャル 一年半待て
“松本清張×ジェームス三木”の最強タッグ再び!
清張の傑作「一年半待て」を主演・菊川怜が熱演!“家庭”という密室で起こった一つの殺人事件からすべてが動き出す…。
11月10日 日曜 18:00 -19:55 BSフジ・181
弁護士・高森滝子(菊川怜)にある日、一つの弁護依頼が舞い込んでくる…。
保険会社勧誘員、須村さと子(石田ひかり)が無職の夫・要吉(渋川清彦)の殺害容疑で逮捕された。
事件の夜、酒癖の悪い要吉が酔っ払って、妻のさと子に殴る蹴るの暴行を働いた。
さと子は、家庭内暴力、いわゆるDVから、一人息子のタカシ(鴇田蒼太郎)を守るため止む無く夫殺害に至ったと言うのだ。
容疑者がDV被害者の妻で、無職の夫がヒモ状態であったことから、女性の人権に関わる注目の事件となった。
さと子を擁護している婦人団体からの弁護依頼は、滝子にとって名誉を勝ち取る大きなチャンスでもあった。
法律事務所所長・栗原英彦(寺田農)の後押しもあり、滝子はさと子の弁護を引き受けることにする。
滝子は、正当防衛を主張し、無罪を勝ち取ろうと強く言うが、一方のさと子は、素直に夫殺害の罪を認め、罰を受ける覚悟をしており、息子のタカシのことだけを心配している様子だ。
しかし、要吉には浮気相手がいたということが新たな事実として分かる。
バー“ミモザ”のママ・脇田静代(雛形あきこ)はさと子の高校の一年先輩で、要吉と男女の関係にあり、怪しげな存在だ。
そして始まった裁判。さと子の正当防衛を主張し、無罪を求める弁護人の滝子と、あくまで殺意があったと主張する検察の意見が真っ向からぶつかる。
迎えた判決日。裁判長が重い口を開く…。裁判が終わり、これですべてが終わったと誰もが思った。
しかしある日、滝子の自宅に鳴り響いた一本の電話。
それは誰もが予想し得ない、おぞましい悲劇の始まりを告げる電話だった…。