アメリカ史:世界史の中で考える

趣味/教育

アメリカ史:世界史の中で考える 第6回

「市場革命と民主主義の台頭(19世紀初頭〜1830年代)」

11月6日 水曜 14:15 -15:00 放送大学テレビ

独立後のアメリカは東海岸の細長い13の諸国連合にすぎず、講和条約で獲得したミシシッピ川以東の土地領有権をめぐって諸邦のあいだで論争が生じた。争いを避けるため新領土は連邦が管理することとし、土地の売却や連邦編入方式が策定された。19世紀に入ると、北東部で産業革命が始まった。同時にアメリカではエリート主義的な共和政治が急速に退潮し、民意に直接訴えかける民主政治が台頭した。
本講義では、開拓者と先住民との関係、市場革命の影響やジャクソン期の民主主義の限界を考察する。

  • キーワード

    市場革命、モンロー宣言、共和国の母、第二次大覚醒運動、社会改良運動、奴隷制反対運動、セネカフォールズ会議、ウィリアム・ロイド・ギャリソン、ジャクソン大統領、チェロキー族

  • 出演者

    同志社大学教授 肥後本 芳男