新・座頭市I
ドラマ
🈑<時代劇名作選>新・座頭市Ⅰ 第5話「牢破りいそぎ旅」182ch韓ドラ
名優・勝新太郎が、盲目の侠客で居合いの達人・座頭市を演じた大ヒット時代劇シリーズの第2弾!
今回のゲストには織田あきらが登場!
11月4日 月曜 8:55 -10:00 BSフジ・181
名優・勝新太郎が、盲目の侠客で居合いの達人・座頭市を演じた大ヒット時代劇シリーズの第2弾!今回のゲストには織田あきらが登場!
生かしておいては世の中のためにならない悪代官を斬ったために、岡っ引きの吉五郎(深江章喜)に追われる座頭市(勝新太郎)は、とばっちりを食う後難も恐れず、指物師の青年仙太郎(織田あきら)が示してくれた何気ない親切が身にしみてうれしかった。
仙太郎は悲しい恋をしていた。死ぬほど惚れた相思相愛の相手は、絹問屋平田屋の娘おみつ(田坂都)。宿場一番の資産家の娘としがない職人では、身分の違いという大きな障害が横たわっていた。平田屋に金で飼われている吉五郎もしたり顔にしゃしゃり出て、二人の仲は無残にも引き裂かれてしまう。所詮は沿われぬ運命だ。純朴な仙太郎は、吉五郎のいわれのない罵倒にもじっと耐えた。
一方、市の身辺にも、まむしのような吉五郎の執拗な追跡が続く。ついに市は捕らえられた。これまで市にさんざん愚弄されてきた腹いせに、吉五郎の拷問は容赦がなかった。だが、悪運の強い市は脱出に成功。鍛冶屋の儀兵衛(下元勉)、三河萬歳の茂吉(佐山俊二)らに助けられて危地を脱し、偶然、仙太郎の家に逃げ込む。庄屋の息子との祝言の決まったおみつのために、仙太郎は、精魂込めて長持ちを仕上げた。
わざと気強くおみつのことをあきらめようとしている仙太郎があまりにもいじらしい…世の中にこんな不条理があっていいのか。市に名案が浮かぶ。花嫁を奪うのだ!
土手の上をおみつの花嫁行列が行く。その列に、吉五郎の一隊に追われる市がなだれ込み、大騒ぎとなった。市の陽動作戦がまんまと成功したのだ。土手の下では大八車に長持ちを乗せた仙太郎が待機している。長持ちの中におみつを隠して運ぶという寸法だ。そして…。