関口宏の雑誌の記憶
ドキュメンタリー/教養
🈑関口宏の雑誌の記憶 「喫茶店 後編」
昭和30年代に起こった喫茶店ブームの記事には「美人喫茶」「スポーツ喫茶」など、さまざまな変わり種の喫茶店が特集されている。大正時代から味を守り続ける純喫茶も取材。
11月2日 土曜 16:00 -16:30 BS朝日1
今回は、多くの人の憩いの場「喫茶店」を特集する後編。ゲストは先週に引き続き、2600軒以上の喫茶店を巡ってきたという喫茶店マニアの石井正則。昭和30年代に起こった喫茶店ブームの記事には「ヌード喫茶」や「美人喫茶」、「スポーツ喫茶」など、さまざまな変わり種の喫茶店が特集されている。また番組では大正時代から味を守り続ける純喫茶を取材。
1921年創業の「平岡珈琲店」ではお湯の中にコーヒーの粉を投入するボイリングという製法で今もなお当時の味を提供し続けている。そこには100年間変わらぬレシピで作られたドーナツも。そして、番組の後半では喫茶店にまつわる昭和のヒット曲を紹介。さらにロカビリーやグループサウンズなど、スターが生まれた音楽喫茶の話題も。喫茶店の雑誌記事を通して見えてくる世相とは。
昭和平成とメディアのメインストリームであり続けた「雑誌」。近年のネットの隆盛の中で、その存在感は薄くなっているものの昭和平成の「同時代の情報」は雑誌にしかないものが多く、今、ネットで検索しても出てこない貴重な「当時の生の情報」の宝庫と言えるのが「雑誌」。関口が自らの体験や記憶を掘り起こしながら、当時を知るゲストと共に物事の「本質」に迫っていく。あなたの知らない、もしくは忘れていた記憶がよみがえる。
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