坂の途中の家
ドラマ
連続ドラマW 坂の途中の家 #4〜6(全6話)
柴咲コウ主演、角田光代の傑作小説を連続ドラマ化。乳児をあやめた母親の裁判を通して“家族愛”とは何かを問う、究極のヒューマンサスペンス。(全6話)
11月1日 金曜 23:30 -2:30 WOWOWプラス
2019年 日本
監督:森ガキ侑大
原作:角田光代『坂の途中の家』(朝日文庫刊)
出演:柴咲コウ、田辺誠一、伊藤歩、眞島秀和、桜井ユキ、松澤匠、松本笑花、西田尚美/倍賞美津子、高畑淳子/佐藤めぐみ、滝沢沙織、利重剛、酒井美紀、光石研、風吹ジュン、水野美紀
第四話:前の晩、陽一郎のメール履歴を盗み見てしまった里沙子はその内容が頭から離れず、朝から言うことを聞かない文香に冷たく当たり陽一郎に注意される。その日、奇しくも法廷では被告人の夫と昔の交際相手とのメールのやり取りが公開され、里沙子は居た堪れぬ気持ちになる。一方、裁判員のひとり、芳賀六実は公園で出会った少女・亜子のために連日菓子を作り、裁判後公園に立ち寄っていた。
第五話:同僚の見舞いと偽り、精神科に診察させようとした陽一郎に怒りとショックを受ける里沙子だったが、義父母の里子と和彦は陽一郎を擁護して里沙子を嗜める。ぼう然自失のままひとりで帰宅する里沙子の前に、以前一度訪ねてきた児童福祉司の新庄が再び現れる。一方、裁判の被告人・水穂は公判での態度を問題視され、担当弁護士からこのままでは適正な裁きが受けられないと説諭されるが……。
第六話:水穂と同じように育児に悩んでいたばかりか、我が子を傷付けてしまった過去の記憶が蘇った里沙子。自らを母親失格と絶望するが、そんな状況の中でも法廷に通い裁判員を務め続けていた。一方、同じ裁判員の六実はいつもの公園で亜子と居るところに彼女の母親が現れ口論となる。いよいよ裁判は最終弁論から判決へ。真実は明らかにされるのか、それぞれの“家族”はそれぞれの幸せを見出すことができるのか……。