健康長寿のためのスポートロジー　第15回

「子どもの体力・運動能力の現状とその課題」

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子どもの頃から運動やスポーツに親しみ、体を動かす習慣を身につけることは、大人になってからの運動習慣や体力にも良い影響を与え、肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧症、心臓病、がん、ロコモなどの発症リスクの抑制に貢献すると考えられる。このことは、医療や介護に要する費用の高騰を抑え、社会全体の活力にも大きな影響を及ぼすと考えられる。
この回では、これまで蓄積されてきた体力・運動能力に関する調査データに基づいて、特に、子どもの体力・運動能力の現状とその課題を理解し、この課題解決に向けた取り組みの在り方についても考える。

• キーワード

  体力・運動能力低下、二極化、運動指針、新体力テスト、運動習慣

• 出演者

  順天堂大学大学院教授　内藤　久士