剣客商売 第2シリーズ
ドラマ
🈑<時代劇>剣客商売 第2シリーズ 第2話「暗殺」
時代と逆行して剣で暮らしを立てる親子・秋山小兵衛と大治郎の、時に厳しくほほえましい関係を描く大人気時代劇!
今回は、第2シリーズをお届け!
11月7日 木曜 18:30 -19:25 BSフジ・181
秋山大治郎(渡部篤郎)は偶然、駕籠に乗った若い侍(上杉祥三)が三、四人の男に襲われているのを目撃し、襲撃者を蹴散らした。男の傷は重く、「女が待っている・・」と大治郎に言った後息絶えた。男の懐中から百両が…。大治郎は父・小兵衛(藤田まこと)にことの次第を報告した。
その翌日、小兵衛の家にお秋(森口瑶子)という居酒屋の女が訪ねて来て「斬られて死んだ侍の墓を教えてほしい」と言う。
奇妙な話だが、小兵衛はちょうど家に来ていた佐々木三冬(大路恵美)を伴ってお秋を墓に連れて行く。墓に眠る侍の名は誰も知らない。お秋によると侍は居酒屋の客で、店で血を吐いて倒れたのをお秋が看病した。その恩返しに、借金がかさんで他所へ身売りしようとしているお秋に「金を作ってくるから待っていろ」と言って姿を消したという。
侍は笹野小文吾(上杉祥三)という名の男だった。
五千石の旗本・杉浦丹後守(立川三貴)の屋敷に勤めていたが、あることで主人をゆすり、百両を出させてお秋のところへ行く途中、杉浦の刺客に襲われたのだった。
杉浦の屋敷では、用人の鈴木市兵衛(本田博太郎)が中心となって、大治郎の身辺を洗い、刺客をしむけた。だが大治郎は撃退、一緒にいた岡っ引きの弥七(三浦浩一)が逃げる刺客を尾行して、ようやく雇い主が杉浦丹後守であることが分かった。
弥七は、小文吾が丹後守の手文庫から、将軍から拝領した刀の鍔と、もう一つ何かを盗んで逃げた後、今度はそれを返すから百両出せ、とゆすっていた事実をつかむが・・・。